書類選考に通る履歴書の書き方

アルバイトに応募する場合と違って、正社員の仕事に応募するとなれば履歴書に記載すべき内容も違ってきます。履歴書の書き方次第で、書類選考を通過できるかの確率も変わってきます。

もし正社員を目指すなら、「その会社でなければいけない理由」について記載する必要があります。仮に「正社員に就けば高い給料がもらえるから」「休暇が多いから」というような動機で応募するにしても、そのまま正直に記載してはいけません。

採用担当者としては、同業社が多数存在する中で「なぜその会社を選んだのか」「どこに魅力を感じたのか」をしっかり知りたいもの。履歴書を書く前に、希望する会社のHPを閲覧して他社との相違点を探し、その業種の魅力について書くようにしましょう。

さらに、自分が持っている能力をどのような形で会社に活かせるかを述べ、役立つと思われる資格があれば積極的に記載しましょう。資格がない場合でも、その会社に応募するためにどんな努力を行ってきたかを書くと印象が良くなるはずです。その際、具体的な体験談を含めるとさらに伝わりやすくなるでしょう。

なお、履歴書には様々な種類やサイズがありますが、正社員用もアルバイト用も基本的にはどのサイズを使用しても問題ありません。また、パソコンで履歴書の様式を作るのも問題ありませんが、履歴書の内容まで入力する場合は注意する必要があります。

その理由として、「手書きの履歴書に応募者の熱意が込められている」と考えている人事担当者もいるからです。応募先が年齢層の若い会社ならパソコン入力でも気にされない傾向がありますが、年齢層の高めな人が多い会社の場合には中身を手書きにした方が無難と言えます。